プラスチックはギリシャ語の「プラスチコス(成型する、形づくる)」を語源としています。一口にプラスチックと言ってもその中身は多様ですが、熱的な性質からは「熱硬化性樹脂」と「熱可塑性樹脂」に分けることができます。



熱硬化とは加熱すると固まるという意味です。「熱硬化性樹脂」はクッキーを焼き上げるのに似ています。不飽和ポリエステル樹脂(UP)、ビニルエステル樹脂(VE)、フェノール樹脂(PF)等がこれにあたります。
ガラスやカーボン等の繊維を熱硬化性樹脂で固めたものを繊維強化プラスチック(FRP)と呼びます。



熱可塑性樹脂」は熱を加えると可塑性(溶融して液体になる性質)が出る樹脂です。これはカカオバターをとかして板チョコを作るのに似ています。ポリカーボネート樹脂(PC)、ポリエチレン樹脂(PE)、塩化ビニル樹脂(PVC)等がこれにあたります。





繊維(Fiber) 強化(Reinforced) プラスチック(Plastics)の略で、FRPは強化材にガラス繊維等、樹脂に熱硬化性樹脂を使用して固めた工業材料です。

特徴として
・軽くて強い
・電気絶縁性があり、且つ電波透過性がある
・錆びない
があげられます。

成型法として

「ハンドレイアップ成型」
  舟艇、船舶等
「スプレーアップ成型」
  タンク、浴槽等
「レジンインジェクション成型」
  浴槽等
「フィラメントワインディング成型」
  パイプ、タンク等
「引抜成型」
  L材、C材、パイプ等
「プレス成型」
  平板、浴槽、ヘルメット等
「連続成型」
  波・平板等
「オートクレーブ成型」
  航空部品等

等があります。





熱可塑性樹脂の中の汎用エンジニアリングプラスチックに属します。主にビスフェノールAと有機溶剤との懸濁液に気化ホスゲンを吹き込むことによって作られます。

特徴として
・プラスチックの中では最高級の耐衝撃性を有している
・ガラスに匹敵する透明性がある
・ガラスやアルミの約1/2の軽さである
・自己消火性がある
があげられます。





□ガラス繊維は、発がん性について分類できない物質としてランクされています。これはコーヒーや、漬け物より安全であるという位置付けです。

□硝子繊維の安全性に関しては「硝子繊維協会」のHP内に”安全性Q&A”があり、”ガラスウールの安全と健康Q&A”の中で、健康上問題なしと見解が出ております。
    http://www.glass-fiber.net/